アイウエオ
カキクケコ

ご挨拶

お客様に支えられて創業70年以上続いています。

弊社に興味をもっていただきありがとうございます。
主に食品工場向けの省力化機械と製麺機器を製造するメーカーです。尾道に本社、東京に営業所がございます。
全員で10人程度の小さい会社ですが、皆様に支えられ創業70年以上続いています。
お客様のご要望を独自性ある自社製品として具現化するという方針のもと、公開特許20件超の数字が示すように、技術に裏打ちされた製品開発を進めてまいりました。

世の中に目を向けますと、食品製造は、大量生産で日持ちするもの、安全で均一な品質という合理的な方向に大きな発展を遂げてきました。
同時に食品製造装置においても、それに対応すべく、より大型で合理的、効率的なものへと進化しました。
その進化の過程で技術は成熟し、製品や作り方はどんどん標準化されました。

そういった標準機械が増えてくると、それを設置するレイアウトや工場の構造も標準化されていきます。プラント全体が、これを作るならこれだとパターン化されていくのです。そうやって、安くて品質が高く安全な食品が人々に行きわたるようになりました。
作りたい食品が決まっていて、投資と販売の目途が立っていれば、簡単に新工場を計画できるのです。

一方でちょっと変わった作り方にこだわりたいであるとか、工場の配置換えの都合で少し仕様を変えたい、しかし工場全体を建て替えるような投資は行えないとなると、とたんに製造装置の選択肢が少なくなってしまいます。
個別の要望に細かく対応していくには非常にコストがかかる時代になっているのです。ある一定以上の規模の機械製造メーカーは標準化されたもの以外に手を出すとそれはすなわち台数が売れない機械であり、対応が難しくなります。

そういった「大きいメーカーでは対応できないが、需要がそこそこあってお客様のお役に立つもの」
その需要を満たすところに、我々の役目があると思っています。
大きなメーカーでは市場が小さすぎて商売にならないが、日本中(あるいは世界中)の需要を集めればなんとか小さい会社なら商売になるものというのは探せばあるものです。そしてそういった小さい需要を埋めていくことで、喜んでいただける分野はずっと存続し続けると考えています。

また他に替えが効かない、お客様に探してもらえて、喜んでいただけるような製品は、それらを作る人も幸せにすると思います。
弊社の技術者達もそういった幸せとともに成長し、さらにもお客様のお力になれるよう、一丸となって取り組んで参ります。

ヒラヤマプロダクツ株式会社
代表取締役社長
吉田 周平

会社概要

会社名
ヒラヤマプロダクツ株式会社
本社
〒722-0215 広島県尾道市美ノ郷町三成865
電話
0848-48-0025
ファックス
0848-48-4555
         
東京営業所
〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F
電話
03-6869-2664
役員
<代表取締役社長>吉田 周平
<代表取締役会長>吉田 博和
<専務取締役>平山 等
取引銀行
三井住友銀行尾道支店
中国銀行尾道支店
広島銀行尾道栗原支店


昭和23年
平山製麺有限会社設立
平成7年
ヒラヤマプロダクツ株式会社に増資組織変更​

会社沿革

昭和23年
平山製麺有限会社設立
平成7年
ヒラヤマプロダクツ株式会社に増資組織変更
平成8年
製麺ミキサーの製造・販売を開始
—製麺ミキサーの軸に関する特許登録 第2549057号 
省力化機器 整列箱詰め装置の製造・販売を開始
—整列箱詰め装置に関する特許登録 第2514602号
平成10年
—麺帯熟成方法に関する特許登録 第2712002号
平成13年
製麺ライン全体の製造、販売を開始
—麺帯製造装置に関する特許登録 第3138808号
平成17年
—整列箱詰め装置に関する特許登録 第3668873号
平成22年
生めんの玉まるめ包装システムの製造・販売を開始
—玉まるめ包装に関する特許登録 第4536693号
平成26年
平成25年度補正ものづくり補助金を採択
●小型自動麺機の開発と製麺のIcT化
平成27年
平成26年度補正ものづくり補助金を採択
●連続ミキシングシステムの開発
平成28年
高速型箱詰め装置の開発を実施
—箱詰め装置に関する特許登録 第5940708号
平成29年
高速伸縮型シャトルコンベアを用いた整列箱詰め機構の開発着手〜特許出願
平成30年
—玉まるめ包装に関する新たな特許登録 第5818040号

技術紹介

省力化機器

食品製造業界では、労働力の確保が難しく、うまく機械を使って人的資源をより付加価値の高い仕事へと集中させることが急務となっています。
弊社は1996年に袋めんの自動整列箱詰め装置の特許を取得し、いち早く省力化のご提案を始めました。100台以上の実績があります。
パラレルロボットではうまくいかなかったり、設置場所に困るような自動整列、箱詰めに成功しています。
ダンボールケーサー, 袋めんの整列、豆腐パックの整列、米飯コンテナの段積み装置、高速シャトルコンベアなどを含め5件の特許を有しており、独自の機構で技術的な裏付けのある製品群をご提案できます。

製麺機

弊社のルーツでもある製麺機器は主軸技術の一つです。戦後間もないころから研鑽を続けてきた、地元麺文化の結晶ともいえるものです。
製麺機械の基礎的な構造は1980年代に完成していると考えます。
しかし、弊社では成熟した分野であっても既存の製造方法に捉われず、他者とは異なるミキサーの軸や麺帯製造装置など独自機構を積極的に開発して参りました。
麺帯複合を省略した製麺や、麺線が長くても量目を小さい玉を製造できる技術、打ち粉を削減する技術など、他にはちょっと見かけないようなご提案が可能です。
また、生麺の製麺所を併設しており、いつでもデモラインとして設備見学や試作をお請けします。お気軽にご相談ください。

まるめ包装システム

玉まるめ包装は、一般的にトラブルの多い装置です。省力化しようとしてもその装置がトラブルを呼び込んでいては意味がありません。
シール部への麺のかみこみや麺詰まりなどのトラブルから解放される特許製品です。50食/分と高速で、かつ大きな量目の処理も得意としています。
もちろんこちらもデモラインに常設しておりますので、生地を作るところからお試しいただけます。